こちらでも何回か述べている通り、Windows10の2025年10月のサポート終了に向けて、MicrosoftではWindows11へのアップグレードを推奨していますが、一定の制限を設けて第8世代以降のCPU搭載機でないと11がインストールできなくなっています。
ですがこれを満たさない古い機種でも裏技を使って11をインストールできますし、多くのネット上の中古業者が不適合マシンに11をインストールして販売しています。
当方でもお客様のご希望で、裏技11をインストールしたことがあります。
では裏技11をインストールしたマシンはどうなるか?というと…
Windowsは年に2回、大型更新があります。
Windows11は2023年秋の更新で23H2というバージョンになっています。
Windows10はサポート終了が近いため、2023年の更新は行われず2022年の22H2というバージョンが最新です。
この大型更新は通常は特に意識しなくても自動で行われます。ユーザーは「更新を適用してシャットダウン」というよく出てくる手順をふめば更新されています。
なのですが裏技11はこの大型更新が自動で行われません。
Windows11をインストールした時期によりますが、裏技11の方は21H2(2021秋)とか、22H2(2022秋)とかで止まっているはずです。
これが止まっているとどうなるか、ですが、例えば21H2のバージョンは2年間はサポートがあるがその後切れる、ということで2023年のある時期でサポートが終わっています。
サポートが切れると特にセキュリティ面で心配な点が出てきます。
(詳しくはMicrosoftの情報を見てください)
Windows10については23H2を出さなかったので、22H2がそのまま最終期限の2025年10月14日までサポートされることになっています。
だとすると裏技11を最新にするにはどうするか?、ですがインストールした時と同じ裏技を使うことになります。
ですが売り切りの中古業者から買ったユーザーはご自身で裏技を習得してご自身で更新しなければなりません。
多少知識のある方にとって、それほど難しい手順ではありませんが全員が全員できるとも思えません。
ということで、当方で不適合機に11をインストールした方、当方で責任を持って処置いたします。(お客様は個々に把握しております。4件です。)
それ以外の中古業者などからご購入でそちらのサポートを受けていない方、または状況がよくわからない方についても、よろしければ当方で対応いたしますので、どうぞご遠慮なくお申し付けください。
まずはWindowsのバージョンを確認してみてください。
↓ 不適合機に出てくるメッセージ
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